横川村は、明治22年の町村制施行に伴い、田川と江川沿線に発展してきた、上横田村、台新田村、江曽島村、東横田村、屋板村、砂田村、下栗村、東川田村、平松村、猿山新田の10ヶ村が合併し、南端の東横田村の「横」と北端の東川田村の「川」の二文字をとり入れて、村名にしたといわれています。
〇市中心部に近い地域
・中心部から2~8kmの間に広がっている。
・公共交通は不便。
・横川地区は39地区中10番目に面積が広い。
〇多様な土地利用
・地区の中心地域部は農業地域の田園が広がっている。
・地区の周辺部は住宅地の都市区域となっている。
・河川が多く全体的に低地となった田園地帯となっている。
(中心部は都会の中のオアシス)
○17.86㎢(宇都宮市で10番目の面積)
(宮城県塩釜市や埼玉県鶴ヶ島市とほぼ同面積)
1-上河内 2-河内3-清原4-城山5-篠井6-国本7-豊郷8-姿川9-瑞穂野
1)人口の変遷と分布
・戦前の横川は純農村地域
・1960年ごろから都市化に、人口増加に進む
・近年は周辺部での人口が急増している
現在の横川地区は、市内で5番目に人口が多い地区となっている
・30代が多く、65歳以上が少ない(市内全域と比べ)
1920年 4,964人
1965年 10,964人
2010年 34,696人
2015年 36,315人
2020年 36,855人
2021年 36,572人
2022年 36,577人
1)商業・工業
・商業は周辺部で発展しているが、商業施設が少なく、大規模商業施
設はない。
2)農業
・宇都宮牛・とちおとめ(イチゴ)の産地。
・農業が盛んな地域であるが小規模農家が多く、ほとんど米の生産を
している。
・酪農の肉牛の生産は、市内の34%を飼育している。
・地区市民センター
・横川中学校・横川東小学校・横川中央小学・横川西小学校
・川田水再生センター・南清掃センター・東横田清掃工場
・食肉地方卸売市場(赤字は令和には操業停止となっている)
・屋板運動場・サンアビティーズ・スケートセンター
・ことぶき会館・地域包括支援センター
・屋板町郵便局・下栗郵便局
・南消防署簗下分署
・インターパーク交番・下栗1丁目交番(H.27年台新田より移設)
・自衛隊北宇都宮駐屯地
東横田町より北(市街化方面)を望むー①上記図面位置より
左に田川が流れ、正面に川田水再生センター。
下栗2丁目の大塚古墳より北を望むー②上記図面記位置より
正面に宇都宮市役所が見える。
下栗本町の3連長屋門ー③上記図面位置より
3連長屋門は、横川地区にしかない、遺跡の光景です。(H.29撮影)